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恐怖の言葉、「すいません」

category : 日本のお話 2012.3.17 

「すみません」という言葉には「ごめんなさい」の意味だけではなく、感謝とか色々な複雑な気持ちが含まれているということを知らない時のお話です。

ある日エレベーターに乗り、13階へ向かっていると、7階でおばあさんが乗ってきました。

  • お祖母さん 「すいません」
  • 私 「(心の中で)えっ?なにが?」(→謝罪だと誤解する)

ある日は11階でおばさんが私より先に降りました。

  • おばさん 「すいません」
  • 私 「(心の中で)エッ?なになに?エレベーターから先に降りる時も謝らなきゃいけないの?」

またのある日はとっても混んでいるスーパーで、私の「服」にある男の人の肘が触れました。

  • 男の人 「すいません」
  • 私 「(心の中で)エッ?少し触れたぐらいで…こんなに込んでるから当然服ぐらい触れるよね。」

こんな色々な状況を経験しながら私は私なりに仮説を立ててみました。

「他人と一緒にエレベーターに乗る。私は7階で降りるけど、あの人は11階で降りる。じゃ、私は降りる時に謝る。どうして?私がいなければエレベーターは止まることなくもっと早く11階についたはず。つまり、私は相手には邪魔になるので謝らなければいけないのだ。なんかエレベーターの乗り降りは当然のことなのに、それが謝るほどのことかなーとも思うが、それが文化の違いなんだ。たぶん?」

納得はしたものの悩みはもう一つありました。それは「すみません」と言われたら一体なんて答えれば良いのか分からないことでした。「いいえ」だと、なんか「分かってるじゃない。たけど許すわ」の意味になっちゃいそうで言えないし…何も反応できずバタバタしている間に相手はすでにあの遠くへ。私は返事もしなかった自分のことを相手がどう思うか気になって仕方がありませんでした。なんとかこの「すみません」の恐怖から逃げだすために私は主人に助けを求め、ついに分かりました。

「すみません」の言葉には謝る以外にも感謝等の色々な意味が含まれていること、日本人の考え方、「いえいえ」だったら、色々な状況でも無難な返事になれるかも、ということも。

日本に住み始めて何ヶ月も私を困らせた言葉ですが、今は慣れてるところか、自分も「すみません」の仲間入りです。韓国に帰っても反応してしまうので、困るぐらいです。

アハハ!

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